就職情報誌、ハローワークの求人、新聞や折込の募集広告を読んでみると すぐに気付くと思いますが、求人の応募資格の要件には殆どの企業・職種で 「PCスキル」「Excel・Word使える人」というような条件が書かれています。
「PCスキル」とは、「PCを使いこなす能力」という意味なのでしょうが、 非常に漠然としているものの、実際には「最低限オフィスソフトを使いこなせる能力」という意味で このような募集用件を表記しているところが多いようです。
ちなみにこのPCスキルのアピールは「今までどんな仕事をしていて、どのような文書や表計算をしてきました」 「〜の企業で、社内のプレゼン資料をパワーポイントでたくさん作成してきました」などというようにアピールすることが出来ると 非常にアピール力が強いようです。
特に新卒社会人とは違い、30代の求人ともなると「即戦力」としての実力を求めている場合が多いので ただ漠然と「使えます」というよりも、「こんなことをしてきました」というアピールが 非常に有効なのです。
「では、未経験の人はどうすれば?」
では、未経験の人はどのように自分のPCスキルをアピールすれば良いのでしょう? 最も相手の理解を得やすいのが資格を取ってしまうことです。
基本的に、企業のいう「PCスキル」とは、オフィスソフトを使いこなす能力なわけですから オフィスソフトを使いこなせるという証明になり得る資格を取ってしまいましょう。
未経験者の資格取得は、積極的に能力を向上させる人間性としてもアピール出来るので、 直接的な部分だけでなく、有効だと思います。
30代、未経験で事務職の仕事を探している際に、 「未経験でもOK」という募集広告を見かけますが、 じつは募集する側の立場にたってみると大きな勘違いをしている人が多いようです。
「未経験”でも”OK」ということであり、「未経験者”が”欲しい」というわけではないということです。
つまり、募集広告を出している企業側は幅広く応募者を集めて、その中から人材を選びたいということであり、 決して「未経験者が欲しい」というわけではありません。つまり同じ求人に経験者と未経験者が応募してきた場合は、 当然、経験者の方が有利に決まっているのです。
一方で「実務経験ある方」という募集要件でも、自分が今までしたことのある仕事の内容や 人物に魅力さえあれば採用される可能性は十分にあります。
もともと「未経験者でもOK」という事務職の募集は少ない上に、 自分で自分の価値を過小評価してしまい諦めているようでは、 いつまで経っても希望の就職は出来ません。
「未経験でもOK」の募集要件だけに拘らず、とにかく多くの応募に申込むのが 一番の近道だと思います。
30代、事務職未経験の就職活動者だけに限らず、多くの方が「中小企業の方が競争率は低い」と考えているようですが、 本当のところはどうなのでしょうか?
中小企業と一言で言っても、さまざまなケースがあるので、なんとも言えませんが 中小企業だからと言って求人の競争率が低いか?というとそうでもありません。
特に規模の小さい企業では、事務職はデスクワークだけに限らず、 さまざまな業務を実際の仕事の中で求められることになります。
また、求人を出している理由も既存の社員がなんらかの都合で退職してしまうので 入れ替わりに募集したいという場合が多いですから、中小企業の求人の場合は未経験者よりも経験者を好む傾向が強いようです。
逆に大きな企業の求人の場合は、研修制度や他のスタッフからのヘルプなど、 新しい人材をカバーするだけの環境があるぶん、未経験者にも働きやすい場合があります。
30代、未経験で事務職に就きたい人は、とにかくえり好みせずに どんどん求人に申込んでいくぐらいの気概は必要だと思います。
事務職にもさまざまな種類があるのをご存知でしょうか?
特に、これまで事務職の経験が無い方にとっては漠然と「データの入力や、伝票整理、資料作成etc」という 業務内容をイメージしている方が多いようですが、じつは事務職にもいくつかの種類があります。
【経理事務】
売上げや、経費などの経理関係のデータを管理、入力する仕事が中心の事務職。
【営業事務】
社内会議の資料作成や、プレゼン用資料の作成やデータ収集などを中心に行う事務。
【医療事務】
病院が金うちで、受付業務や患者さんのカルテ管理、新療報酬の点数計算業務などを行う事務。
大まかに、このような事務の仕事がありますが、 それぞれの事務の内容によって、求められるスキルや資格などが異なってくるので 就職活動時や、就職に向けて資格取得を目指す方は把握しておくと良いと思います。
どの職種もPCスキル(Word,Excel)を使いこなす能力は求められますが 経理事務ならば「簿記検定」の資格。営業事務ならば「MOSのPowerPoint」が有利だと言われています。 医療事務ならば「医療事務資格」の取得などが自己アピールに有効な場合が多いです。